テクニカル分析を実践するなら海外fxがよい

テクニカル分析を実践するなら海外fxがよい

1.ファンダメンタルズ分析とは

海外fxは追証ゼロを導入しているサービスが多い、レバレッジが日本より高倍率などの特徴があるものの、取引自体は国内のfxと変わりはありません。そのため、国内のfxの経験者なら、スムーズに海外fxに移行して取引を始められるでしょう。fxのチャートの上がり下がりをどう予想するか、方法は色々とあるものの、代表的なものはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析です。ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析は共に株式投資の世界でも使われていて、投資の分野ではメジャーな手法です。ファンダメンタルズ分析は、株式投資ではそれぞれの会社の財務諸表や業績などから分析を進めて、その株が割高か割安かを判断します。もっとも、fxで扱うのは株ではなくて通貨ペアなので、チェックするのは主に各国の経済指標です。経済成長率、失業率、物価指数、経常収支、貿易収支などチェックすべき項目は多く、各国が経済指標を発表する時期にはチャートが大きく動きます。また、各国のニュースも重要な判断材料であり、本格的にファンダメンタルズ分析を導入するなら相当に多方面に目を向ける必要があるのです。一方で、ファンダメンタルズ分析は情報を収集してから取引に臨む手法なので、相場の動きに出遅れるケースも珍しくはありません。

2.チャートに重点を置くテクニカル分析

テクニカル分析はファンダメンタルズ分析とは違って、チャートから今後の動きを予測する手法です。もちろん、テクニカル分析を取り入れている人もニュースなどはチェックしているものの、重視しているのはあくまでチャートなのです。使われている論理は株式投資のテクニカル分析とは異なるものの、特徴的なパターンを参考にする点は変わりません。ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析のどちらに重点を置くかは人それぞれですが、初心者の人に向いているのはテクニカル分析でしょう。ファンダメンタルズ分析を本格的に始めるなら相当の勉強が必要で、また勉強をしても確実にチャートの動きが読めるとは限りません。事実、アナリストのような一般人と比べて多くの情報を持っているはずの専門家でも、確実にチャートを読み切れるわけではないのです。テクニカル分析を学んだからといって、やはり確実に勝てるわけではありませんが、それでも代表的なパターンさえ記憶しておけばある程度は市場で戦えます。fxの世界でも実践は欠かせず、チャートがどのように動くのか、損切りはどのタイミングでするのかなど実践で学ぶことは多いのです。もちろん、実際に取引をすれば大きく損をするケースも出てくるのですが、海外fxなら投入する資金を抑えればさほど大きな痛手ではありません。国内のfxでは追証があるので、口座がマイナスになるとその分を請求されるのですが、海外fxで追証ゼロのサービスなら失うのは用意した資金だけです。また、海外fxでは高倍率のレバレッジでfxに臨めるので、1万円でも十分に市場で戦えるでしょう。レバレッジが100倍なら100万円、500倍なら500万円分の資金で取引できるので、fxの勉強には最適です。

3.テクニカル分析にも色々ある

テクニカル分析の基本は順張りと逆張りで、順張りはチャートの流れに沿って取引をします。チャートが上昇しているなら買いポジションを持ち、下降しているなら売りポジジョンを持って買い戻す形です。逆張りは順張りとは逆に、これからチャートが反転すると予想してポジションを持つ形です。レートが上昇を続けているもののそろそろ下降に転じそうだと予想し、上昇中に売りポジションを持つのが逆張りです。順張りと逆張りのどちらが頼りになるかは一概には言えませんが、テクニカル分析のほとんどは順張りか逆張りの2種類に分けられます。順張りの代表的なテクニカル分析はMACDで、こちらは2種類の移動平均線の動きからサインを見極める手法です。通貨ペアの購入、売却の度合いに着目して今後の動きを予測するRSIやストキャスティクスは、逆張りのテクニカル分析です。テクニカル分析を始めるなら、まずどの手法を学ぶかを決めましょう。

fxで重要な移動平均線と、有名なシグナル

1.移動平均線とは何か

チャートから今後の動きを予測して売買に臨む、これがfxでは定番の手法です。各国の経済の状況は過去と似ているケースはあっても、当然ですが全く同じ状態ではありません。しかし、トレーダーがどのような状態で買いポジションや売りポジジョンを持とうとするのか、これはある程度は判明しています。そのため、チャートをチェックしてfxに臨んでいる人は、他のトレーダーの動きを予想しているとも言い換えられるのです。チャートを分析する手法はテクニカル分析と呼ばれていて、このテクニカル分析の中でも特に重要なのは移動平均線です。移動平均線は特定の日数の終値の平均で、5日移動平均線の場合は4日前から当日までの計5日間の終値を平均したものです。

2.ゴールデンクロスとデッドクロス

移動平均線は10日、20日、100日、200日など種類が幾つかあり、それぞれの移動平均線を同時に使います。例えば、fxで買いのシグナルとして有名なのがゴールデンクロスですが、こちらは下にある短期の移動平均線が、上にある長期の移動平均線を一気に追い抜いた状態を表しています。売りのシグナルとして有名なデッドクロスは、ゴールデンクロスとは真逆で上に位置している短期の移動平均線が、下の長期の移動平均線を突き抜ける状態です。この2つはfxの基本中の基本ですが、一方であまりにも有名なので信頼性に欠ける側面があります。

3.まずは移動平均線から覚えるのがよい

ゴールデンクロスがあれば買いポジションを持つトレーダーが増える、そう予測を逆手に取ろうとするトレーダーも多いのです。ただ、初心者の人がまず覚えるべきポイントなのは間違いなく、移動平均線の見方、移動平均線が関係しているシグナルは把握するとよいでしょう。この移動平均線は世界共通なので、国内のfxであっても海外fxであっても全く同じように扱えるのです。fxでは事前の情報収集が欠かせませんが、海外fxであまり情報のないマイナーな通貨ペアに手を出す場合には移動平均線やゴールデンクロス、デッドクロスを判断基準にするのも手です。

日本発祥のローソク足でfxの流れをつかむ

1.ローソク足の見方

fxのチャートをチェックするなら、ローソク足の見方を知っておく必要があります。ローソク足は一定の期間の始値、終値、高値、安値の4種類を1つの棒で表しているものです。ローソク足は縦長の長方形で、多くの場合は上下に1本ずつヒゲと呼ばれる線が付いています。ローソク足は値動きによって陽線、陰線の2種類に分けられ、形は同じですが色が異なるのです。陽線は白色や赤色、陰線は黒色や青色で表されることが多く、陽線は始値より終値の方が高い場合に使われます。逆に陰線は終値が始値より低い場合に使われ、陽線が多いなら上昇トレンド、陰線が多いなら下降トレンドと捉えられるのです。陽線の場合は長方形の一番下が始値、一番上が終値で、陰線の場合は長方形の一番上が始値、一番下が終値になります。

2.ヒゲが付いていない場合も

ローソク足に付いているヒゲは期間内の高値と安値を表していて、陽線と陰線のいずれの場合でも上に付いているヒゲが高値、下に付いているヒゲが安値です。先に記載したようにほとんどの場合、ローソク足にはヒゲが付いているのですが、値動きによってはヒゲがありません。陽線で終値と高値が一致している場合、上にヒゲはなく、逆に始値と安値が一致しているなら下にヒゲはありません。陰線の場合も同様で始値と高値が一致していれば上にヒゲはなく、終値と安値が一致していれば下にヒゲはありません。

3.海外ではあまり使われていないが

陽線で始値からどんどん上がり続けて終値と高値が一致した場合、陰線で始値からどんどん下がり続け終値と安値が一致した場合、ヒゲは上下ともに見られません。陽線でヒゲが全くないなら陽の丸坊主、陰線でヒゲが全くないなら陰の丸坊主とも呼ばれ、非常に一方的な相場の流れにあると読み取れます。このローソク足は日本発祥で日本のfx会社では必ず使われているものの、海外ではあまり使われていません。海外ではラインチャートやOHLCが主流なのですが、海外fxでは設定でローソク足に変更できるのが普通なので心配は必要ありません。

チャートが見やすいmt4を導入するのも手

1.ロシア産のmt4

チャートはfxで重要なポイントです。それぞれのfx会社によってチャートの表示が異なるので、なるべく見やすいものを選ぶとよいでしょう。国内のfx会社を選ぶ場合には難点があるものの、海外fxを利用するならシステムトレード用のソフト、mt4が便利です。海外fxでは条件を設定して、あとはその条件通りにソフトが取引してくれるシステムトレードが非常に盛んです。mt4はロシアのソフトウェア会社が作ったシステムトレード用のソフトで、世界で最も普及しています。このシステムトレードはそれぞれのfx会社と連携させて使用するので、対応していないfx会社ではシステムトレードはできません。そして、国内のfx会社はmt4に対応していないところが多いので、日本ではその実力を存分には発揮できないのです。

2.チャートが分かりやすい

もっとも、効果が期待できないのはシステムトレードの分野だけで、対応していないfx会社であっても使い道はあります。連携させて使うのは無理でも、mt4は単体で非常に見やすいチャートが表示されるので、mt4でチャートを確認しながらfx会社で取引に臨むという使い方もできるのです。実際に、mt4をチャートの確認のみに使用しているトレーダーも多いので、国内のfx会社を利用している人もダウンロードして損はありません。ただ、mt4はシステムトレードで本領を発揮するので、なるべく海外fxで利用したいソフトです。

3.海外fxではメジャーな存在

国内ではあまり対応していないmt4ですが、海外fxでは多くのサービスが対応しています。mt4に対応していないサービスを探す方が難しいくらいで、海外fxの大手サービスなら対応していると考えてよいでしょう。mt4は最初から多くのテクニカル指標が含まれていて、そちらを表示させるだけでも取引に役立ちます。ロシア生まれのソフトですが日本語にも対応しているので、使用する際に困ることはありません。システムトレードを利用する、しないに関わらず、豊富なチャート機能でfxの取引を助けてくれます。

ラインチャートはシンプルで、トレンドラインを引きやすい

1.非常にシンプルなチャート

海外fxでよく使われているチャートが、ラインチャートです。ラインチャートは終値のみを一本の線で結んだもので、非常にシンプルな見た目をしています。日本ではローソク足チャートが主流ですが、ラインチャートの方に切り替えての取引もできるでしょう。ローソク足チャートは覚える点が多く、慣れるまで何を表しているのか迷うケースも珍しくはありません。それに対してラインチャートは一本線なので、fxを始めたばかりの初心者でもすぐに使えます。

2.情報があまり得られない

一方で、情報量の少なさは大きなデメリットで、過去にどのような動きを見せたのかがまるで分かりません。前日と比べて終値が高い場合でも、徐々に上がったのか、上がった後で下がったのか、下がってから一気に上昇したのかなど、色々なパターンがあります。それによって対応策も変わってくるのですが、その辺りの情報がまるで得られないのがラインチャートのデメリットです。そのため、海外fxを利用するにせよしないにせよ、ラインチャートのみを使って取引に臨むのは避けた方が無難です。しかし、ラインチャートはトレンドラインを引く際にはローソク足チャートと同じくらい役立ちます。

3.トレンドラインを引く際に役立つ

上昇トレンドと下降トレンドの見極めがfxでは重要ですが、その判断材料として使えるのがトレンドラインです。トレンドラインはチャート上に加える補助線で、上昇トレンドの場合は幾つかの安値、下降トレンドの場合は幾つかの高値のポイントを通るように線を引きます。このトレンドラインで反転するタイミングを見極めるのですが、ラインチャートは非常にシンプルなので線が引きやすいのです。トレンドラインの引き方には明確な正解がないので、ローソク足チャートだと人によって線が変わってくるものの、ラインチャートでは誰がやっても似たような線になり、非常に分かりやすいでしょう。実際に、デイトレードやスキャルピングで取引する人の中には、トレンドラインを引いたラインチャートを愛用している人も多いのです。

OHLCはローソク足と同様に情報量が多いチャート

1.OHLCとは何か

海外fxでラインチャートと共によく利用されているのが、OHLCです。ラインチャートは終値だけを表示して線で結んだものなので、情報量の面では劣っているのですが、OHLCはローソク足チャートと同じように多くの情報を読み取れます。OHLCもローソク足チャートと同じく陽線と陰線があり、陽線は始値より終値が高い場合、陰線は始値より終値が低い場合に使われるのです。陽線と陰線は白黒、赤青のパターンが多いものの、それ以外の色が使われているケースもあるので、見間違えないように注意が必要です。

2.OHLCの見方について

OHLCはバーチャートと呼ばれることもあり、縦長の棒が左から右に向かって順番に並んでいます。この棒の最も上が高値、最も下が安値を表していて、この時点でローソク足チャートと大きく異なるのです。ローソク足チャートでは長方形が並べられていて、さらに長方形の上と下にヒゲと呼ばれる線が付いています。陽線なら長方形の下が始値、上が終値で、陰線なら長方形の上が始値、下が終値なのです。高値が始値や終値を上回った場合、或いは安値が始値や終値を下回った場合はヒゲを使い、高値や安値を表します。しかし、OHLCでは棒の上下が高値と安値で、始値と終値に関しては棒の左右に小さな線を加えて表すのです。棒の左側の線が始値、右側の線が終値で、形はローソク足チャートと異なるものの始値、終値、高値、安値をまとめてチャートに表示できます。

3.海外ではHLCがよく使われている

ただ、海外で主流なのはOHLCの中から始値のみをカットしたHLCと呼ばれるチャートです。OHLCは始値を表すOpen、高値を表すHigh、安値を表すLow、終値を表すCloseの4つの頭文字から来ています。この4つから、始値であるOpenがカットされているチャートのことをHLCと呼んでいるわけです。HLCの方は若干情報量が少ないものの、それでも慣れればローソク足チャートと同様に役立ちます。海外fxでも設定でローソク足チャートを表示させられるものの、OHLCに慣れておくのもよいでしょう。

fxで起こりうる暴落や暴騰などのチャートの異常事態

1.異常事態が起こることも

トレーダーとしてfxの世界に長くいると、暴落や暴騰といった異常事態に遭遇することもあります。どうして暴落や暴騰が起きるか、これはその時々で理由は異なるものの、やはり大きな事件、ニュースが原因です。2011年に発生した東日本大震災はfxにも大きな影響を及ぼし、一気に円高ドル安に傾きました。1995年に発生した阪神淡路大震災の時も円高ドル安に傾いたというデータもあり、大きな災害が起こった際には必ずfxにも大きな影響があります。

2.2015年のスイスショック

他に、2015年にはスイスショックと呼ばれるスイスフランの大暴騰が起こり、この時には海外fxの大手ブローカー、アルパリとグローバルブローカーズが破綻しました。このスイスショックはfx界隈でも類を見ないほどの大事件で、個人のブローカーでも大儲けした人、大損した人に大きく分かれたのです。このスイスフランの暴騰の原因となったのは、スイス国立銀行が発表した1ユーロ=1.20スイスフランの上限の撤廃のニュースでした。スイスフランがfxの世界ではややマイナーな通貨で、暴騰の際に売り買いが偏って取引が成立しなかったのもチャートの大波乱の理由ですが、それでも1つのニュースでブローカーが破綻するほどのとてつもない事態に陥ることもあるのです。

3.避けるのは非常に難しい

他にも2008年のリーマンショックなどfxに大きな影響を与えた事件はあるものの、いずれも事前に波乱があると予測するのは極めて困難です。2016年のイギリスのEU離脱のニュースの際にポンドが暴落しましたが、これは国民投票の日程があらかじめ分かっていたのでまだ回避が可能な部類です。逆に災害や、リーマンショックのようなニュースは事前に予測ができないので、チャートに影響が表れてから対処するしかありません。あらかじめ複数のfx会社を利用して資産を分散しておく、長期保有は避けてデイトレードを中心にするなどの対処法はあるものの、それでも完璧には対処できないでしょう。いずれにせよ、fxで利益を上げられるようになったら、次は不測の事態から資産をどう守るかを検討しておく必要があります。

fxのレンジ相場の見極めは非常に重要なポイント

1.レンジ相場とトレンド相場

fxのチャートでよく見られるのが、細かくレートが動いているけれども全体的に見れば大きな動きがないという状態です。レートが大きく上昇するわけでも下降するわけでもない、この状態はレンジ相場と呼ばれています。このレンジ相場はfxの中でも重要なポイントであり、後々にトレンド相場に移行するのが普通です。トレンド相場はレンジ相場とは対称的に、売り買いのバランスが崩れてレートが大きく上昇する、或いは大きく下降する状態のことです。多くのトレーダーが買いポジションを持っているなら通貨の価値はどんどん上がり、逆に人気がなく売りポジションを持っているトレーダーが増えると通貨の価値は下がります。

2.どうしてチャートが大きく動くのか

いずれにせよ、このトレンド相場に乗っかれば大きく稼ぐチャンスが生まれるのですが、そのためにはレンジ相場を見極める必要があるのです。レンジ相場は売りと買いが拮抗している状態で、だからこそチャートは細かく動くものの、大きな値動きにはなりません。しかし、この拮抗状態が崩れると売り、買いのどちらかに大きく流れが傾き、先に書いたようなトレンド相場に移行します。拮抗状態の時点で多くのトレーダーが資金を投入していて、チャート上は拮抗していても投入されている資金には差があるのが普通です。そのため、拮抗状態が破られた時には資金がより投入されている方へ大きく傾く、これがレンジ相場からトレンド相場に移行する理由です。

3.だましには注意が必要

レンジ相場のレートの範囲内の上、下にそれぞれ水平の線を引き、この線を突き抜けたらトレンド相場に移行したと判断するのが基本です。一方で、突き抜けた後でまた戻ってくるケースも多く、このような状態はだましとも呼ばれています。だましはfx初心者の人が躓きやすい原因ですが、この辺りの対処には慣れも欠かせません。水平に引く線は高値の方がレジスタンスライン、安値の方がサポートラインと呼ばれていて、2つの線が機能しなくなった時点で消すのも手ですが、残しておいてレンジ分析を研究するのもよいでしょう。

9 チャートを複数確認するのもfxでは有効な手法

1.どうしてマルチモニターが使われるのか

fxで陥りがちな状態が、特定の通貨ペアのチャートだけをチェックする点です。ドル円で取引をする場合、もちろんドル円のチャートが最も重要なのですが、他の通貨ペアのチャートからも情報を読み取れます。fxで稼いでいて、顔出しもしている有名トレーダーはこぞってマルチモニターを使用しているのですが、それだけ多くの情報をチェックする必要があるのです。もちろん、いきなりマルチモニターを購入しても何を見ればよいか分からないものなので、最初は1つのモニターでも十分です。ただ、トレーダーとして成長するなら1つの通貨ペアだけでなく、それに関係した通貨ペアもチェックするとよいでしょう。

2.通貨の強弱を意識

fxでは独歩高という言葉があり、これは特定の通貨の価値が上がっている状態のことです。逆に、独歩安は特定の通貨の価値が下がっている状態を表していて、それぞれの通貨には強弱の関係があります。もちろん、強弱は状況によって変わるのですが、この強弱を読み取るのもfxで重要なポイントです。よく使われる手法が、3つの通貨の情報を確認して、最も強い通貨と最も弱い通貨で取引するものです。仮に円、ドル、ユーロの3つの通貨を使うとして、ドル円でドルのレートが上がっていればドルは円より強いという式が成り立ちます。同様に、ユーロドルでユーロの方が強い、ユーロ円でユーロの方が強いなら3つのうちで最も強いのがユーロ、最も弱いのが円となるのです。この場合、最も強いユーロと最も弱い円で取引をするのが効率的で、結果にも期待が持てます。

3.情報量の多さに慣れる

実際の取引はここまで単純な話ではないものの、通貨の強弱についても目を向けるとよいでしょう。これは特定の通貨ペアのチャートを見ているだけでは絶対に不可能な取引方法なので、日頃から色々なチャートを確認するのが効果的です。複数のチャートを確認しながら情報を取捨選択して取引に臨むのは非常に難しく、慣れておかないと大きなミスに繋がります。

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