海外FXは本当にリスクがあり、危ないものなのか?

海外FXは本当にリスクがあり、危ないものなのか

1.国内のFX会社は安全なのか

FXのイメージがあまりよくない理由としては、FXのせいで借金を背負った、破産したといったマイナス方面の体験談が多いことが挙げられます。さらに、海外FXでは稼いだお金を引き出せないといったトラブルもあり、FXの中でも海外FXは特にリスクがあると認識されているのが実情です。これらは間違った情報ではありませんが、正しくもなく、そもそもFXで借金を背負う可能性が高いのは国内のFXの方です。国内のFXの会社は追証と呼ばれるシステムを採用していて、レバレッジを効かせた取引の際には一定の証拠金を保たなければいけません。証拠金が一定のラインを割り込むと強制的に決済しトレーダーが大損するのを防ぐ、これが追証のシステムです。問題は、強制的な決済が間に合わないケースが多発している点で、決済が遅れると口座がマイナスになるケースも珍しくはありません。FX会社に預けている証拠金以上のマイナス分が発生すると、FX会社はそれをトレーダーに請求します。これがFXの取引で借金が発生する基本的な仕組みで、FX会社からすればトレーダーが損をするのが望ましいとも言い換えられます。国内のFXは相対取引で、これはトレーダーが損をすればFX会社は儲かる、トレーダーが儲ければFX会社は損をするシステムです。FX会社はスプレッドと呼ばれる手数料の一種で利益を上げているのですが、トレーダーが損をすればさらに会社は儲かるわけです。そのため、国内のFX会社はレートを操作してトレーダーにとって不利な状況に誘導しているのではないか、そのような疑惑もあります。この疑惑が本当かどうかはFX会社でないと分かりませんが、トレーダーの損が会社の利益に繋がる相対取引を採用している以上、疑惑が払拭されることはないでしょう。

2.海外FXでは追証ゼロが主流

このように、相対取引を採用しているFX会社でトレードをするのは非常にリスクがあるのですが、海外FXでは相対取引は主流ではありません。相対取引ではFX会社が本当に注文を市場に流しているのか分からないのですが、海外FXではFX会社が市場に注文を流すNDD取引が主流です。NDD取引ではFX会社はあくまで受けた注文を処理するだけで、トレーダーの損得と会社の利益は全く関係がありません。NDD取引を手がける会社は手数料で儲けていて、これは国内で主流の相対取引と大きく異なるポイントです。手数料で儲けるならなるべく多くのトレーダーに取引をしてもらう必要があり、簡単に借金に繋がるようなシステムはNDD取引とは相性が悪いのです。そのため、海外FXで主流なのは追証ゼロシステムと呼ばれるもので、口座がマイナスになったとしても損はFX会社が肩代わりしてくれます。もちろん、預けていた証拠金は失いますが、それ以外に失うものはないので借金には繋がりません。そのため、NDD取引を採用している海外FXは、実は国内のFX会社よりよほど安全に取引に臨めます。

3.信頼できる会社を探すのが重要

NDD取引のリスクとしては、相場の急な高騰、暴落により会社の負担が増す点が挙げられ、実際に2015年に起こったスイスショックでは海外FXで大手だったアルパリが破綻に追い込まれました。このような破綻のリスクはあるものの、顧客の資産が保護されている会社ならお金が戻ってくるので、さほど心配する必要はありません。真っ当な会社なら信頼できるのですが、信頼に値しない悪質な海外FXの会社も中にはあります。そのような会社を選ぶとお金を騙し取られる、取引で利益を出したのにお金を引き出せないといったトラブルが起こるのです。国民生活センターが海外FXに注意を呼びかけているのは、悪質な業者との間でトラブルが多く起こっているからです。そのため、海外FXを利用するなら安心してお金を預けられる会社なのか、悪質な業者なのか、その見極めが重要になってきます。信頼できる会社を見つければ国内のFX会社より安心してトレードに臨めるので、海外FXの会社をじっくり比較検討してから選ぶとよいでしょう。

海外FXでよくある出金できないトラブルについて

1.出金に応じない悪質業者への誘導

海外FXで定番のトラブルが、出金に応じないというものです。金融庁や国民生活センターは海外FXについて警告を出していますが、出金拒否はそれだけ多く起きています。問題がある業者でトレードを開始するまでの経緯は人によって違うものの、トレードで利益が出たのに出金しようとすると拒否されるという点は同じです。このような詐欺的な業者に引っかかる理由としては、そのような業者に誘導する情報商材が挙げられます。必ず儲かる、再現性100%といった怪しい広告はインターネット上に多く存在していて、その広告から登録してみると中身はFXだった、このような例は枚挙にいとまがありません。国民生活センターで挙げられている例では、勧められたFXの自動売買ソフトを購入し、海外FXの口座に入金したところ出金できなくなったとあります。このようなケースは海外FXの業者だけでなく、自動売買ソフトを売っている業者もグルと考えてよいでしょう。

2.詐欺的な業者を避けるのが重要

詐欺的な事例も海外FXでは多いものの、海外FX自体が極めてリスクが高いわけではありません。海外FXは日本以外のFX業者をまとめた言葉で、多くの業者が存在する以上は詐欺的なところもそれなりの数があります。しかし、多くの海外FXの業者は真っ当に営業していて、国内のFX業者と比べても安全に利用できるのです。そのため、海外FXではどのようにして詐欺的な業者を避けるかが重要なポイントですが、まず先に挙げた例のような詐欺的な広告は避けなければいけません。

3.甘い話はないので注意

海外FXでは自動売買ソフトもよく使われているものの、誰でも簡単にお金を稼げるわけではありません。やはり、FXについての知識、そして扱うソフトに関する知識は求められるので、広告に記載されているような誰でも簡単に稼げるFXは存在しないと考えてよいでしょう。そのような詐欺的な広告には近づかない、じっくりと情報収集して、評判や業者が取得しているライセンスについて調べる、これだけでも悪質な業者に引っかからずに済みます。

海外FXの会社が倒産したら資産はどうなるのか

1.海外FXの会社が破綻した事例

海外FXの会社が倒産するケースは、意外と多くあります。2015年に起こったスイスショックでは、海外FXの大手のアルパリを始めとして複数の会社が破綻しました。海外FXでは追証ゼロのシステムがスタンダードで、口座がマイナスになっても会社の方で肩代わりしてくれます。スイスショックは2015年1月に起こったスイスフランに対するユーロの大暴落のことで、この時には20分程度で最大40%を超える前代未聞の下落を記録しました。海外FXではレバレッジの倍率も非常に高いので、スイスショックのような大暴落と高倍率のレバレッジが合わさると、その影響もとてつもないレベルになります。追証ゼロはトレーダーにとってはありがたい制度ですが、一方で暴落や暴騰の際には会社に大きな負担がかかり、スイスショック時は破綻する会社も出たわけです。

2.破綻のリスクは国内の会社でもある

倒産、破綻によるリスクはあるものの、これは海外に限った話ではなく、2000年以降だけでも国内の複数のFX会社が倒産しています。国内のFX会社は口座がマイナスになった時に肩代わりするシステムがないにも関わらず、それでも倒産する会社はあるので、海外FXが際立ってリスクが高いわけではありません。そのため、FXに臨むならどの会社であっても破綻はあるかもしれない、そのように考える方がよいでしょう。

3.資産を守るシステム

海外FXでチェックすべきポイントの1つに、仮に会社が倒産した際に顧客の資産がどう扱われるかが挙げられます。顧客の資産は信託銀行に預け、仮に会社が破綻した際に資産が守られるシステムは信託保全と呼ばれていて、こちらを採用しているかどうかは非常に重要です。信託保全を採用していても、全額が信託保全の対象か、或いは信託保全に限度額があるのか、対応は分かれています。できれば信託保全に対応している会社がよいのですが、最低でも顧客の資産とFX会社の運営資金を分けている分別管理に対応している会社を選びましょう。信託保全にも分別管理にも対応していない海外FXの会社は、極めて危険です。

海外FXの会社がどこから認可を受けているか

1.認可はチェックすべきポイント

危険なFX会社を見分ける上で重要なのが、どのような団体から認可を受けているかです。どこからも認可を受けていないFX会社はリスクが高く、非常に危険な存在と言っても過言ではありません。日本だと、昔は金融庁へ登録していないFX会社もあったものの、2005年の法改正で金融庁へ登録せずにFXの事業を行うのは違法になりました。そのため、国内では認可を受けていない危険な会社は存在しないでしょうが、海外FXでは認可されていない会社もあるので、チェックが必要です。海外FXは日本以外のFX業者を指す言葉なので、どこに会社が存在するかはそれぞれ異なります。所在地が違えば認可を与える団体も変わってきて、この辺りの調査はやや面倒なポイントです。

2.FX会社が多いキプロス

もっとも、FX会社が存在するエリアはある程度は決まっていて、タックスヘイブンやオフショアと呼ばれるエリアに多く集まっています。タックスヘイブンとオフショアはやや意味合いが異なるものの、いずれも課税の面で優遇されているのが大きな特徴です。キプロスは海外FXでも有名な会社が集まっていることで知られていて、審査が厳しいキプロス証券取引委員会の金融ライセンスを取得している会社は信頼できます。

3.FCAの認可を受けている会社

また、イギリスはマン島などオフショアが多くあり、FX会社の数もそれに比例して多いのです。イギリスの金融行動監視機構、通称FCAは特に審査が厳しく、経営状況の評価もあるので設立されたばかりのFX会社では審査には通りません。そのため、FCAの認可を受けているFX会社は、海外FXの中でも特に信頼性の面で優れています。また、FCAでは入出金のスムーズさも要求していて、そのためFCAの認可を受けているFX会社は非常に入出金がやりやすいのです。キプロス証券取引委員会の金融ライセンスも信頼できるものの、FCAはよりレベルが高く、安心してトレードに臨めます。海外FXは会社が多くてどこを選べばよいか分からない、そのような場合はFCAの認可を受けている会社を選ぶとよいでしょう。

海外FXと国内FXの確定申告での違いについて

1.FXの利益は確定申告でどう扱うのか

FXに手を出すなら、利益を上げてからの税金のことも考える必要があります。海外FXなら税務署にバレないのではないか、そのように考える人もいるのですが、お金の流れは簡単に把握されるので、しっかり申告しなければいけません。海外FXと国内FXは同じFXですが、確定申告での扱いはやや異なるので、年が明ける前にしっかり調べておきましょう。FXで出た利益は確定申告では雑所得として扱われ、雑所得は基本的に総合課税で計算します。総合課税とは他の所得と合算して計算する方式のことですが、FXの利益は雑所得の中では特殊な立ち位置で、他の所得と合算せずに申告する申告分離課税が採用されているのです。例外としては個人事業主や法人が仕事としてFXをしているケースが挙げられ、この場合はFXの利益が事業所得として扱われることもあるものの、基本的にはFXの利益は雑所得です。

2.国内FXでは繰越控除が使えるが

どれくらい利益をあげれば確定申告が必要か、これは会社員か、個人事業主や自営業か、専業主婦かによっても変わってくるので一概には言えません。会社員として働いている人の場合は、FXで20万円以上の利益をあげているなら確定申告が必要で、利益が20万円を超えているなら確定申告について調べた方が無難です。国内のFXを利用する場合、繰越控除が利用できるので、仮に損失を記録していたとしても確定申告をすると翌年以降に役立ちます。損失額を3年繰り越して利益と相殺できるので、仮に50万円の損失額を確定申告した翌年に30万円の利益をあげた場合、30万円は損失分と相殺され課税されません。

3.海外FXと国内FXの税制面での違い

ところが、海外FXを利用する場合は繰越控除のシステムが使えないので、この点はデメリットとして挙げられます。実は、海外FXであげた利益は国内FXでの利益と違って総合課税で計算されるので、細かいところで違いが出てくるのです。税金の面では国内のFXの方が有利な点が多いものの、取引の実態が不透明などのリスクがあるので、海外FXでより利益をあげることを目標にするのがよいでしょう。

海外FXの高倍率のレバレッジは本当に危険なのか

1.レバレッジとは

FXではレバレッジを用いて、用意した軍資金よりも多くのお金を動かすのが基本です。例えば、ドル円で1ドル100円の時に買いポジションを持ち、1ドル101円で決済したと仮定します。FXはレバレッジなしでもトレードはできるものの、10万円を用意してレバレッジなしだと、1ドルが100円から101円になっても利益は1000円だけです。トレードする通貨ペアによってどのくらいレートが変わるかは異なるものの、普段はそこまで大きく値動きはしないので、レバレッジなしで稼ぐには相当の軍資金をつぎ込むしかありません。そのため、用意した軍資金に倍率をかけられるレバレッジを用いるのが普通なのですが、レバレッジの倍率に関しては意見が分かれるポイントです。

2.倍率が高いと多くのお金を動かせるが

海外FXは国内のFXと比べてレバレッジの倍率が高いサービスが多く、高倍率のレバレッジはリスクが高いと主張する人も珍しくはありません。かつては、国内でもレバレッジの規制がなかったのですが、2010年より最大倍率が50倍に、2011年より最大倍率が25倍になりました。預け入れた証拠金が10万円と仮定して、レバレッジが25倍なら250万円分を、レバレッジが100倍なら1000万円分のお金をトレードで動かせます。レバレッジの倍率が高ければ、軍資金が少なくても多くのお金を動かせるのですが、一方でギャンブル的な要素も強まるのです。

3.追証ゼロのサービスなら借金の心配はない

何のリスクもなく高倍率のレバレッジを利用できるわけではなく、倍率が高いほど予想とは逆方向にレートが動いた場合に追証が発生しやすく、国内のFXでは借金を作る人も続出しました。そういう意味ではレバレッジの倍率が高いほど危険なのですが、借金が発生するのは追証がある国内のFXでの話です。海外FXでは追証ゼロのシステムを採用しているサービスが多く、そのようなサービスを利用すれば借金を背負うことはありません。もちろん、レバレッジの倍率が高いほどギャンブル性が高まるのは変わりませんが、海外FXなら高倍率のレバレッジを効かせても安心してトレードに臨めます。

海外FXでは日本語に対応しているサービスを選びたい

1.日本語に対応しているサービスがよい

海外FXに興味を持った人が感じる不安要素の1つが、日本語に対応しているかどうかです。海外FXは日本以外にあるFXのサービスの通称で、海外FXの中には日本語に対応していないものも多くあります。しかし、日本語に対応していないサービスは候補から真っ先に外しても特に問題はないでしょう。英語の読み書きができる人であっても、なるべくなら日本語に対応しているサービスを選ぶのが基本です。海外FXの大手は軒並みが日本語に対応しており、日本人を取り込もうという方針がうかがえるので、日本語に対応していないサービスをわざわざ選ぶ必要はありません。

2.日本人スタッフがいるかいないか

ただ、日本語に対応しているサービスなら安心というわけではなく、日本人を狙い撃つような詐欺的な会社も存在します。海外FXは追証ゼロを採用している会社が多い、レバレッジが高倍率、取引の透明性があるなどのメリットもあるものの、非常に怪しいサービスも存在しているので、日本語に対応しているからといって安心せず、登録前に詳しく調べるのが重要です。日本語に対応しているサービスは多いものの、サポートも含めて完全に日本語なのか、スタッフに日本人がいるのか、など細かいポイントには違いが見られます。特に注目したいのが日本人スタッフがいるかどうかで、日本語を話せる外国人スタッフだと言葉は通じても言いたいことがうまく伝わらないケースも珍しくはありません。そのため、日本人スタッフが対応してくれるFX会社は、日本人が利用するにはうってつけなのです。

3.システムもチェックが必要

トレードに使うシステムはMT4が有名ですが、こちらは日本語に対応しているので安心してトレードに臨めます。一方で、MT4以外のソフトウェアが使われている場合、必ずしも日本語に対応しているとは限らないので、チェックは欠かせません。スプレッドの幅、レバレッジの最大倍率、ボーナスなど海外FXでチェックすべきポイントは多いものの、日本語対応についても必ず確認してから登録するとよいでしょう。

海外FXのNDD方式と、国内FXのDD方式

1.本当に国内の方が安全か

海外FXはリスクがある、そのようなイメージを持っている人も珍しくはありません。そのため、圧倒的に国内の会社を使ってFXを始める人が多いのですが、実は国内のFX会社の方がリスクがあるのです。国内のFX会社で採用されているシステムがDD方式と呼ばれるもので、こちらはトレーダーと市場の間にFX会社が入り、トレーダーはFX会社と、FX会社は銀行などの金融機関と取引をします。このシステムの問題点は、トレーダーが出した注文が市場に流れているかが不透明な点です。実際の取引がどうなっているかはFX会社に勤めている人でない限りは分からないものの、国内のFX会社では呑み行為が常態化しているのではないか、そのような疑惑はあります。

2.FX会社の呑み行為とは

呑み行為は競馬や競輪、競艇といったギャンブルでよく見られるもので、お金を出すから馬券なり車券なりを代わりに購入するように頼まれた場合、購入せずにもらったお金を懐に入れる行為です。当たった場合は大問題ですが、当たらなければもらったお金はまるまる利益になるわけです。呑み行為はFXなどの金融取引でも使われる言葉で、FX会社はトレーダーから受けた注文を金融機関に流していないのでは、と疑われています。そもそも、FXは公平な状態であっても負けることが多く、FX会社が特に何をしなくても損をする人は続出します。そのため、ほとんどの取引を呑んでもFX会社としては何の問題もなく、この状態は非常に問題があります。ところが、2004年の法改正で金融取引の呑み行為を認める方針になったので、FX会社の姿勢を問うのも難しいのが実情です。

3.海外FXのNDD方式

DD方式を採用しているのはほとんどが日本のFX会社で、海外FXではNDD方式が一般的です。NDD方式では、トレーダーから出された注文はFX会社に介入されることなく、確実に市場に流れます。そのため、NDD方式を採用している海外FXの方が、国内のFX会社より透明性が高く、誠実と言ってもよいでしょう。海外FXの中にも悪質な業者はあるものの、それでも調べる価値はあります。

海外FXの追証ゼロの業者なら、借金の心配は不要

1.追証で借金を作る例は多数

FXは投資である以上、リスクがつきものですが、その中でも最も危険なのが借金を背負うリスクです。借金を作った、資産を失って呆然としているなどFXにまつわる体験談はインターネット上に数多くあり、これらが多くの人にFXとは恐ろしいものだというイメージを与えているのは間違いないでしょう。国内のFXでは追証と呼ばれるシステムがあり、あまりにもトレーダーにとって不利な値動きをする場合には強制的にロスカットされます。ところが、ロスカットが間に合わないと口座は一気にマイナスになり、このマイナス分が借金としてFX会社から請求されるわけです。また、トレーダーが損をすればするほどにFX会社は得をするので、本当にロスカットが間に合わなかったのか、わざと損をさせているのではないかといった疑惑もあります。もっとも、疑惑はあくまで疑惑なので、国内のFXで大きく損をすれば借金を支払わなければいけません。

2.追証ゼロの業者

借金を作るくらいならFXをやる必要はない、そのような考えはもっともなのですが、海外FXでは借金のリスクを大幅に抑えられます。海外FXでも日本のFX会社と同じようなシステムを導入していたり、最初からお金を騙し取るつもりの悪質業者に引っかかれば危険です。しかし、海外FXでは追証ゼロを採用している業者が多く、仮に追証ゼロのFX会社で口座がマイナスになったとしてもその分は請求されません。

3.失うのは預け入れた分だけ

資産を失ったという事例を先に挙げましたが、資産の多くを証拠金として預け入れた場合は、追証ゼロの会社であってもそれを失う可能性は十分にあります。これはどうしようもありませんが、追証ゼロのFX会社を利用すれば預け入れた資金以上の請求はされません。追証ゼロなら、トレードで失敗しても失うのはあくまで預け入れた分だけなので、生活に支障をきたさない程度のお金でFXを始めればリスクはあまりありません。マイナス分は全て会社の方で負担してくれるので、借金の心配をする必要なく快適にトレードに臨めます。

金融庁の海外FX業者への見解

http://www.fsa.go.jp/

金融ライセンスを保有している海外FX業者

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